不動産投資の種類はどんなものがあるの?人気のある不動産投資の種類から注目の投資方法までを解説!
ホットニュース 編集部 · 1036見る · 2022-01-20 13:44
不動産投資には様々な種類があるのをご存知でしょうか?一昔前であれば、不動産投資と言えば、地価の上がりそうな土地などを購入し、高値になった時に売却して利益を得るものというイメージでした。 現在は、どちらかと言えばマンションの一室を購入し、その家賃収入を得るという投資手法に人気があるようです。 今回は人気で注目を集めている投資方法をご紹介させていただきます。

今、人気がある不動産投資の種類はこれ!

いくつかある不動産投資の種類の中でも、人気のあるものを紹介させていただきます。初心者の方も始めやすいものもあるので、不動産投資を始めてみようかと考えている方にもおすすめです。

不動産投資の種類①ワンルームマンション投資

ワンルームマンション投資は、マンション一棟を購入するのではなく、その中の一室を購入して長期的・安定的な収益を上げることを目的としています。 今、不動産投資と聞いて思う浮かべる種類が、このワンルームマンション投資なのではないでしょうか。中古物件であれば、まとまった自己資金がなくても始められるので、初心者にも始めやすい不動産投資の種類と言えるでしょう。 ワンルームマンション投資のメリットとしては、先述の通り、中古物件であれはば自己資金が少なくても始められますし、好立地の物件も比較的に手に入れやすいことがあげられます。また、管理の手間がかからないことも、副業として不動産投資を考えている方にとってはメリットと言えます。更に、複数のワンルームマンションに投資することにより、リスクを軽減することができるのも、メリットの一つでしょう。 もちろん、メリットばかりではなくリスクも存在します。一番にあげられるのは、空室リスクでしょう。ワンルームマンション投資を始めたとしても、入居者がいなければ見込んでいた家賃収入が入ってこないことになります。ワンルームマンション投資のメリットである長期的・安定的な収益は、入居者から支払われる家賃収入ですので、空室が発生することは損失につながるのです。 また、ワンルームマンション投資の場合、利回りが低くなるリスクも考えられます。ワンルームマンション投資は、自己資本金が少なくても始められますが、残りを金融機関からの融資で賄うことになります。つまりローンの返済が必要になり、融資金額が大きくなればなるほど、返済金額が大きくなるので利回りが低くなってしまうのです。 ワンルームマンション投資は、ほかの種類と比べてみても参入する際のハードルが低いため、不動産投資初心者に方におすすめです。また、管理しなくてはいけない物件数も限られているため、副業として不動産投資を考えておられるサラリーマンの方にもおすすめの種類だと言えるでしょう。

不動産投資の種類②一棟投資

ワンルームマンション投資は、アパートやマンションの一室を購入する投資方法でした。それに対して一棟投資は、アパートやマンションまたはテナントなどが入っている商業用ビルを一棟丸ごと購入する不動産投資の種類です。一棟投資の場合は、初期費用が高額になる点や、老朽化した際の修繕も投資した本人が行うという点には注意が必要です。 それでは、一棟投資のメリットは何でしょうか?ワンルームマンション投資の場合、空室により収益が期待できなくなるリスクがありました。しかし、一棟投資の場合は複数の部屋を運用していくことになるため、収益がゼロになることがありません。 また、一棟投資の場合、土地も同時に取得することになるため、建物が老朽化した場合でも資産価値が残ることになります。つまり、立地条件によっては大きな売却益が得られる可能性があるのです。 更に、一棟投資の場合は資産価値が高いため、融資が受けやすくなるというメリットもあります。 一棟投資のデメリットとしては、やはり購入金額が高額である点でしょう。ワンルームマンション投資のように一室だけではなく、複数の部屋、土地なども一緒に取得することになります。そのため、購入金額も高額になり、ある程度の資金が必要になってきます。 また、建物の老朽化によって資産価値が下がる点や、老朽箇所の修繕費用がかかるのもデメリットと言えるでしょう。商業用ビルの場合には、建物が老朽化すると、集客力が低下してしまいテナントが離れてしまう等、空室リスクが上昇してしまう可能性があります。 一棟投資は先ほども述べた通り、初期費用が高額になるので、投資に失敗した際の損失も大きくなる可能性が高いことにも注意が必要です。 以上のことから、一棟投資は不動産投資初心者にはあまり向いていません。自己資産を数千万円単位で用意できる方など、不動産投資の中上級者向けの不動産投資の種類であると言えるでしょう。

不動産投資の種類③戸建て投資

戸建て投資は、戸建て住宅を購入し第三者に貸し出すという種類の不動産投資方法です。ワンルームマンション投資が学生や単身者をターゲットにした不動産投資方法ならば、戸建て投資はファミリー層をターゲットにした不動産投資方法です。ファミリー層がターゲットとなるため、長期的な運用計画が立てやすく安定した収益が期待できます。 戸建て投資のメリットは上記の通り、ファミリー層に人気が高く、入居した場合には長期的に居住することが見込めるため運用計画が立てやすい点にあります。ワンルームマンション投資の場合も長期的・安定的な収益が見込めるものの、入居者が更新を行わずに退去することもあり、空室リスクを考える必要がありました。ですがファミリー層の場合、子供の学校や勤務先に近いなどの理由もあり、長期的に住み続ける可能性は高く、ワンルームマンション投資よりも安定した収益が見込めると言えるでしょう。 また、土地と建物の両方を取得することになるため、売却しやすいというメリットもあります。これは、不動産投資を行っている投資家が購入するだけなく、中古戸建て物件として購入しようと考えるファミリー層も存在するためでもあります。 更に、ワンルームマンション投資などと比べると、まだ参入している人が多くはなく、競争相手が少ないという点も戸建て投資のメリットと言えるでしょう。 それでは、戸建て投資のデメリットやリスクとしては何があるのでしょうか?購入当初から老朽化が進んでいる場合には、リフォーム費用がかかることになります。老朽化したままの状態だと、入居を希望する人も少なくなるため、空室リスクが発生することになるでしょう。 同様に、条件の悪い物件であった場合は入居希望者が無く、空室期間が長引く可能性があり、計画通りの収益が得られないことも考えられます。 戸建て投資の場合、一棟投資と同様に土地と建物を購入することになるので、初期費用が高額になります。戸建て投資は、例えば相続によって土地を持っているという方におすすめです。また、最近では中古物件を安い値段で購入し、リフォームして資産価値を高めてから貸し出すという方法も目立ってきています。

注目を集めている不動産投資の種類

ここまでは、人気のある不動産投資の種類をご紹介してきました。次に紹介するのは、最近注目を集め始めている不動産投資の種類です。どのようなものがあるのか、早速見ていきましょう。

不動産投資の種類④駐車場投資

駐車場投資は、いわゆる土地活用として知られている不動産投資の種類の一つです。自身の所有している土地で、空いている土地などを時間貸しの駐車場として利用する投資のことです。この投資には既に土地を所有しているという方が向いているでしょう。 駐輪場投資の最大のメリットは、初期費用が少なくて済むという点です。設備などの初期費用については業者が負担することになるため、土地の整備などの費用だけで参入することができます。 また、駐車場経営をサポートしてくれる会社と賃貸借契約を結ぶわけではないため、参入だけでなく撤退するのも自由なので土地の転用が簡単であることもメリットと言えるでしょう。 その他にも、土地の形状や広さに関係なく始められることや、災害による破損リスクが少ないという点、ランニングコストの安さもメリットとしてあげられます。 駐車場投資のデメリットとして大きいのは、収益性が低いという点です。マンションや戸建を貸すという場合に比べてれば、収益性は大幅に下がることになりまので、土地を購入してから始めるという場合はおすすめできません。 また、参入することが簡単であるため、競合相手が多くなるのもデメリットです。更に、立地条件などにも収益性が左右されるため、周囲の環境を詳しく調べる必要が出てきます。

不動産投資の種類⑤シェアハウス・民泊投資

もう一つ注目を集めている不動産投資の種類は、シェアハウス・民泊投資です。新築物件や既存の物件をシェアハウスや民泊用にリフォームして、賃貸料や宿泊料を収益とする投資方法になります。 一つの建物に対して、複数人が居住することになるため、高い利回りが見込めます。しかし、利用するには厳しい規制を受けることもあるため、初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。 シェアハウス・民泊投資のメリットは、上記の通り、一つの物件に複数人が居住することによる高い利回りです。そして、初期費用が一棟投資や戸建て投資などと比べれば安くなることもメリットとなります。 更に、一つの建物に複数人が居住するという点から、空室リスクを軽減することができるのも魅力的の一つと言えるでしょう。 一方、デメリットとしては、入居者間や近隣住民とのトラブルがあげられます。特に近年問題となったのが、外国人観光客と住民間の文化の違いによるトラブルです。また、生活ルールが確定していないために、入居者同士のトラブルも発生することがあります。このようなトラブルについては、文化の違いや入居時のルールを伝えるだけでなく、文書にして掲示するなどして周知を図ることで軽減できるでしょう。 また、前述の通り規制が厳しいために、民泊として利用できる物件が限られてくるなどの問題が出てくるので、注意しておく必要があります。 シェアハウス・民泊投資には、知識やノウハウが少ない初心者には向いていないことは先ほど書かせていただきました。では、どのような人が向いているのかと言えば、好立地の場所に、賃貸物件としては人気が落ちてきている物件を持っている、中級者以上の方と言えるのではないでしょうか。

まとめ

不動産投資には、様々な種類の投資方法があることを知っていただけたと思います。特に、不動産投資を始めてみたいと思っている方には、どの投資方法を検討したら良いのか、一つの指針としていただければ幸いです。 しかし、本記事では紹介しきれていない投資方法もまだまだあります。そのような方法を調べてみるのも、不動産投資には重要なことです。様々な勉強を積み重ねていくことが、不動産投資を成功させる重要な要素です。 自分自身に合う不動産投資の種類は何なのか、その不動産投資のメリットやデメリットは何かを、自分自身で調べてみたり不動産会社に相談してみましょう。一般的な話として、ワンルームマンション投資をすすめられるかもしれませんが、自分自身の資産情況や物件や土地を持っているのか等でも、不動産投資の種類は変わってきます。 不動産投資を始めてみようと考えておられる方、既に不動産投資を始めていて、次のステップを考えている方に、自分自身に合った、納得できる不動産投資の種類が見つかることを祈っています。

<参考>

【保存版】不動産投資の代表的な8種類を比較!初心者におすすめの手法はどれ? - 中山不動産株式会社MAGAZINE (nakayamafudousan.co.jp)

不動産投資は13種類ある!どの種類が儲かるの?|それぞれのメリットやデメリットを紹介 | MIRAIMO | 不動産がもっと楽しくなるメディア

不動産投資の王道4種類|あなたに最適な投資の種類を解説 (musashi-corporation.com)

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